野球肩の治療法・治し方

野球肩の治療、症状の特徴、リハビリ内容について:野球肩.COMでは野球肩の治療、症状、原因、リハビリに関する情報を専門に解説しております。野球肩とは、継続的に肩へ負担がかかり続けることによって、炎症や痛みを発症する障害です。野球肩は初期段階では、それほど痛みを生じることはありませんが、進行するに連れて痛みも増し、実践競技への復帰も長期的な時間が必要となる障害でもあります。本サイトが野球肩の症状にお悩みの方、また野球肩についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

回復を早める温熱療法の実践について

 野球肩のリハビリを開始できる状態にまで回復してきたら、回復を早める手段の一つとして
●温熱療法
 を行う方法があります。

 温熱療法とは、簡潔に言えば、炎症を発症していた患部やリンパ節部分を暖めることで血行を促進し自然治癒力を高める治療法の事です。

 炎症がある程度収まり回復期に入った細胞は自然治癒力の働きによって、自らの細胞組織をどんどん回復させようと働き始めます。

 この際に、血行を促してあげる事で、回復力が大きく躍進してきます。

 温熱療法を自分で行う方法としては
●暖かいタオル
 を患部や、その近辺にあてる方法があり、このような方法は簡易的ではありますが効果は十分に期待できます。

 リハビリを勧めながら温熱療法を行うことで、復帰までの期間を短縮し、筋力低下を最低限に食い止める事も可能です。

 尚、整体などに通って電気治療と温熱治療を行なった経験がある方は自宅でも治療が実践できる治療器を一台保有しておくと便利です。

(※写真:オムロン温熱電気治療器)

 野球肩は一度発症すると再発しやすいスポーツ障害のひとつでもあります。
 その為、長期的思考で定期的に整体治療院に通うなどして肩周辺の筋肉組織をこまめにケアしていく事が大切です。

オムロン電気治療器

 近年の電気治療器は低周波電気治療だけでなく大型の肩関節全体を包むパットを使用した温熱療法が実践可能な医療機器が製品化されております。

 治療院と同じタイプの製品も安価になってきておりますので通うのが困難な方は自宅用治療器の購入を検討してみても良いでしょう。

 但し、治療機器類は多くのメーカーが製品を販売している為、商品を選択する際は安全性を重視し「医療機器認証番号」が付与されているかどうかの確認を行なっておくが大切です。

野球肩の応急処置の実践について

 野球肩の疑いがある場合の応急処置方法について見ていきましょう。

 野球肩の応急処置では、まず最初に行うべき基本的な応急処置として
●RICE処置
 を基本に治療を実践していきます。

 RICE処置とは、スポーツ障害全般の応急処置の手法として欧米で実践されている基本的な処置方法です。

 近年では日本でもこのRICE処置は、応急処置の基本処置として認識されるようになりました。

 尚、RICE(ライス)はその処置方法に関する単語の頭文字から名づけられております。

 以下、RICE処置方法を簡潔にまとめましたのでご参照下さい。

●Rest = 安静
●Ice = アイシング
●Compression = 圧迫・固定
●Elevation = 挙上

 優先順位はその状況において変化します。

 野球肩の応急処置に関しては、何よりも炎症を抑制する
●Ice = アイシング処置
 が最も優先される応急処置方法となります。