野球肩の治療法・治し方

野球肩の治療、症状の特徴、リハビリ内容について:野球肩.COMでは野球肩の治療、症状、原因、リハビリに関する情報を専門に解説しております。野球肩とは、継続的に肩へ負担がかかり続けることによって、炎症や痛みを発症する障害です。野球肩は初期段階では、それほど痛みを生じることはありませんが、進行するに連れて痛みも増し、実践競技への復帰も長期的な時間が必要となる障害でもあります。本サイトが野球肩の症状にお悩みの方、また野球肩についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

野球肩のリハビリテーション

 野球肩を発症してしてしまった場合、通常はしばらく運動をすることが出来なくなります。

 これは、野球肩は慢性的な疲労が原因である点と、部分的に炎症及び筋断裂を起こしている状態で運動をおこなうとにより症状の悪化をもたらす可能性が高まる為です。

 野球肩は基本的に、安静を保つことで回復が可能な障害ではありますが、重度の症状になると、競技などへの復帰までには、かなりの治療期間が必用となります。

 尚、筋細胞は、野球肩の発症直後から筋の修復活動が開始されます。

 内出血などは、この患部への修復作業によるものでもあるのです。

 回復期に入りはじめると、軽いリハビリテーションが可能となってきます。

 筋肉はまったく使わないでいると、どんどん筋収縮を起こし筋力が低下していくので、その予防としてリハビリを実践します。

 具体的なリハビリの目的としては
●筋肉の萎縮による筋力低下の防止
●関節可動域の確保
 などがリハビリの目的となります。

野球肩のリハビリの目的

 選手は競技へ早く復帰したいという思いがあるため、リハビリも平常時のように強度の高い運動をしたいと考えます。

 これは一時的に休息を取ったこともあり痛みも軽減していることからトレーニングや投げ込みもある程度可能であるためです。

 しかし、治療期間中は筋力低下や関節の柔軟性、具体的には可動範囲が減少しているため、怪我をする前のメニューをこなすと更に怪我を悪化させる可能性もあるため注意が必要です。

 現在はリハビリ専門の理学療法士が復帰までのメニューを組んでくれるケースが大半ですから、地道に一歩ずつリハビリメニューをこなしていくようにしましょう。

 尚、できる限り早い段階で練習に復帰したい場合は関節可動範囲を確保するストレッチを主体としたリハビリメニューを実践しながら筋細胞組織のリカバリー作用をもたらすグルタミン成分をサプリメント等から摂取していくのもひとつの方法です。

 グルタミンは外科手術を行った患者の傷口の回復を早める効果があることが確認されており、医療の現場で使用されている「アミノ酸成分の一種」でもあります。

※写真:グルタミンパウダー

 スポーツアスリート間では激しい筋力トレーニング時のリカバリ目的としてプロテインやクレアチンとともに必須サプリメントとしても消費されている為、既にご存じの方も多いかもしれません。

 野球肩は、回旋筋腱板周囲の筋繊維に微少ながら筋断裂を伴う障害でもある為、外科手術同様傷口の早期修復が現場や実践中のスポーツ競技への早期復帰につながります。

野球肩のリハビリ方法について

 野球肩のリハビリテーションは、徐々に負荷を高めていく方法で行っていきます。

 初期段階でのリハビリの主な目的は
●関節可動域の確保
 が主な目的です。

 リハビリメニューとしては、肩関節の運動に関与する
●ローテーターカフ
 を中心に、最初は、ウエイトを用いずにストレッチングを主体にリハビリを開始していきます。

 その後、回復が進んできたら、
●筋力アップ
 を目的とした、軽めのランニングや、チューブなどを用いた
●インナーマッスルトレーニング
 をストレッチングと平行して開始していきます。

 尚、筋力がベストの状態にまで回復するには、症状の度合いにもよりますが
●平均1ヶ月~2ヶ月
 程度のリハビリを必要とします。