野球肩の治療法・治し方

野球肩の治療、症状の特徴、リハビリ内容について:野球肩.COMでは野球肩の治療、症状、原因、リハビリに関する情報を専門に解説しております。野球肩とは、継続的に肩へ負担がかかり続けることによって、炎症や痛みを発症する障害です。野球肩は初期段階では、それほど痛みを生じることはありませんが、進行するに連れて痛みも増し、実践競技への復帰も長期的な時間が必要となる障害でもあります。本サイトが野球肩の症状にお悩みの方、また野球肩についてお調べの方のご参考になれば幸いです。

野球肩を発症しやすい年代について

 野球肩は、可能性の範囲で言えばどの年代にでも発症する可能性のある障害です。

 しかし、発症の傾向から、発症しやすい年代や発症しやすい競技があります。

 発症しやすい年代としては、特に筋肉や腱組織が成長段階にある幼少期の子供に多く発症する傾向にあります。

 成長期の子供は、体が作られている段階にあり骨の
●骨端軟骨部分
 がまだ柔らかく、付着する腱の牽引作用などによって、損傷をもたらす事が原因と考えられております。

 有名なところでは「リトルリーグ肩」と呼ばれる症状もこれにあたります。

 体がまだ完成していない成長期の子供の場合は一時的に練習量が多くなっただけでも、すぐに痛みを発症する場合もあり注意が必要です。

 成人の発症原因においては、特に
●肩関節の柔軟性
 が大きく低下している事が原因と考えられます。

 関節を形成している回旋筋腱板は20歳を過ぎたあたりから徐々に柔軟性を失っていく傾向にあり、この柔軟性の低下から関節に大きな負担が加わることが主な原因です。

 成人になってから野球肩を発症した場合では、リハビリ期において筋力強化と合わせて十分なストレッチが重要な要素を占めます。

 また、高校生以上になると体が出来上がってくるため筋力も強くなり、早い投球が可能となってきます。

 スピードのあるボールを投げられることは魅力的な事ではありますが、その分肩甲骨周りの回旋筋腱板にかかる負担は増大します。

 その為、一定の筋力が備わってくる中高生以上になると、強度の強い負荷が加わる事で野球肩を発症する可能性が高くなると考えられます。

野球肩の年代・年齢別の特徴

回旋筋腱板の仕組みについて

 野球肩に関与する組織として
●回旋筋腱板
 の存在は欠かせません。

 この回旋筋腱板とは、肩関節の補強、及び肩関節の円滑な動作の補助を行う腱組織の事です。

 板状の形状をしている事から、筋腱板と呼ばれております。

 尚、回旋筋腱板はローテーターカフとも呼ばれます。

 回旋筋腱板は、繰り返しの負担によって、磨耗し、野球肩のみならず、
●四十肩
●五十肩
 の発症の原因ともなり、肩の障害の大半を引き起こす組織でもあります。

 この回旋筋腱板は
●肩甲下筋
●棘上筋
●棘下筋
●小円筋
 の計4つの筋肉の末端の腱によって形成されており、その形状は板状の形をしております。

 野球肩の原因となる組織としては、この「回旋筋腱板」のダメージが原因であるケースが大半です。